ガレージてつ blog

アルファロメオ１４５に乗っている方ならもうご存知のことと思いますが、１４５が表紙になっている絲山秋子さんの「スモールトーク」という小説が角川文庫より発売中です。
本屋で見かけてびっくりしました。
もちろん即購入。
まだ始めの方しか読んでいませんが、内容は五木寛之氏の「雨の日には車を磨いて」の女性版といった感じでしょうか。
主人公の「ゆうこ」という女性の愛車がアルファロメオ１４５なんですね。
「１４５が官能的だとは思わない。スポーティでもない。エンジンも思ったほど回るわけじゃない。インテリアはまずくはないが質素で、乗り心地なんかむしろ悪い部類だ。でも、今の私には合っている。」
なんて文を読んでいると、まさしくそうだなぁと思ったり。
巻末のクルマの解説を私の好きな下野康史氏が書いているのも嬉しい感じ。
そんな訳で未読の方、一度手にとってみてはいかがでしょう。